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資料(2)ボカシ肥の作り方
ボカシ肥は即効性の有機肥料で、材料の配合を工夫することによって、さまざまな作物に対応したベストの肥料を準備できます。化学肥料なら、チッソ、リンサン、カリの割合を決めて与えられますが、有機栽培では困難です。堆肥や鶏糞だけに頼ると、どうしてもチッソ過剰になる作物が出てきます。しかし、たとえば米ぬか主体のボカシを作れば、リンサン分の多い速効性肥料ができますし、灰や燻炭を多くすれば、カリ肥料を補うこともできます。
ボカシの材料は、鶏糞、油粕、魚粉、米ぬか、籾殻燻炭、草木灰などです。落ち葉や藁など炭素分の多いものは、発酵が速やかでないので、むきません。これらの割合は目的に応じて決めますが、これらの全量と同じ重さの山土を入れることが重要です。これは肥料の効き目をソフトにして、直接根に触れても根が傷まないようにするためです。
各材料を薄い層に重ね、万能などで切り崩しながら混ぜ合わせます。このとき水を掛けますが、水加減が難しく、これは実際にやってみて教わる必要があります。山にして莚やコモなど通気性のあるもので覆っておきますと、発酵して温度が上がってきます。4〜5日で約50度になったら切り替えします。これを3〜4回繰り返せば出来上がりです。あとは薄く広げて乾燥させ、通気性のある袋(土嚢袋など)に入れておけば1年間は使えます。
全体量が少ないと、なかなか発酵しませんので、少なくとも200キロ以上にした方がよいようです。
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